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障害年金の受給者数

1.障害者数と障害年金受給者数

令和元年版障害者白書によると、障害をお持ちの方は全体で約963万5千人となっております。内訳は、身体障害 436万人、知的障害  108万2千人、精神障害419万3千人です。

一方で、障害年金を対象にした年金制度基礎調査によれば、障害年金を受給されている方は、 約210万人で障害者全体の22%の方しか受給されていません。

参考に、令和3年版障害者白書を確認すると、障害をお持ちの方は全体で約964万7千人、内訳は身体障害 436万人、知的障害  109万4千人、精神障害419万3千人と報告されています。

2.障害年金受給者数が少ない理由

障害者全体の22%の方しか受給されていない理由は、平成27年に厚生労働省と日本年金機構が行った知的障害の方への障害年金を受給していない理由を聞いたサンプル調査(回答143人)によると、もらえないと思っていた、制度を知らなかった、手続きが難しい、手続き方法がわからなかったが50%を超えています。

中でももらえないと思っていた方が30%を超えており、まだまだ障害年金制度の周知のためには改善の余地があることがわかります。

3.令和4年度から始まる社会保障制度の高校授業

令和4年度から、高校の公民科で社会保障制度に対する授業が始まります。

授業の中で、病気やケガで障害が残った場合は、生活を保障する障害年金という制度があることをご説明いただけたらと思います。

(出典 リンク先)

▶ 令和元年版障害者白書

▶ 令和3年版障害者白書  

▶ 年金制度基礎調査(障害年金受給者実態調査)令和元年 

▶ 障害年金制度の運用に関する対応状況

(関連ブログ リンク先)

▶ 障害年金、生活保護の受給は国民の正当な権利です

▶ 障害年金受給者(精神障害)の就労状況

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